すっぽんはカメじゃない!?すっぽんの知られざる生態とは?

すっぽんはいわゆる私たちの多くが想像する「カメ」と大きな違いがあります。一番大きな違いは甲羅です。
すっぽんの甲羅はカメとは違い、平たく柔らかいのが特徴です。特に甲羅の淵はコラーゲンのかたまりでぷよぷよしているほどです。
この甲羅の特徴が生態にも大きくかかわってきます。

絶滅危惧種 シャンハイハナスッポン

シャンハイハナスッポン

一般のカメは敵が来ると防御姿勢として首や足を甲羅の中に引っ込めます。角質化された甲羅は非常に硬く、この状態になると外敵は手も足も出ません。恐竜が全滅したにもかかわらず、カメが生き残ったのはこの甲羅のおかげであるといわれています。しかし、すっぽんには硬い甲羅がありません。その為、性格は非常に警戒心が強く、臆病です。普段は平たい体の特徴を生かして、岩の隙間などにいる事が多いです。また、カメと違い甲羅が軽い為、陸上などでも素早く移動できます。

すっぽんは甲羅による防御ができない代わりに、強靭な顎があり、かみつくことで外敵から身を守っています。「雷が鳴るまで離さない」とよく言われますが、すっぽんが一度かみつくとちょっとやそっとでは離しません。実際は雷が鳴っても離さないといわれています。

これらの逸話が元となり、すっぽんは凶暴だという認識を持つ人もいますが、硬い甲羅を持たないすっぽんにとってはかみつく事が唯一の身を守る手段なのです。万が一すっぽんに噛まれてしまったら、無理に引っ張ってはいけません。無理にひっぱれば引っ張るほど首を甲羅に入れようともがき、ますます顎に力がはいって離してくれませんので、水にそっとつけてください。そうするとすぐに離すようです。

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